ソーシャルメディアは先祖帰り?

Twitterを初めとするソーシャルメディア関連の書籍や、記事を読んでいると、
商売の、生活の原点に戻っているのかなと思う。


先日、友人と話していて、印象深い言葉が。
『ニコ動を見ていると、昔、家族でTVを見ている感覚になる』
画面を見ながら、突っ込んでみたり、
一緒に歌ってみたり、笑ったり、語ったり。。。。
そこにある緩い連帯感があると。


そこにこのニュース。
ニコニコ動画は「生活に深く関わる」サービスに──有料会員が100万人突破


>同社代表取締役 杉本誠司氏は100万人突破の背景について、
>「ニコニコ動画がプラットフォームとして、
>より多くの方々の生活に深く関わる
>コミュニケーションサービスとなったことを示している」とコメントを寄せている。


最新のサービスで、昔に感じた感覚に戻る。
単に媒介するものや手段が変わっただけ。


TwitterでのCRM活動やマーケティングもそう。
今までのネットでのマーケティングやECって、
カタログを単に見せたり、無機質的な表現を突き詰めて、
それこそ、効率化を進めてきた。
だが、カタログを置くだけでは、商売にならない。
単に問い合わせから始り、たわいのない会話があり、
リアルの店舗で行われている事が、ネットの上で出来る様になった。
効率化とは真逆。一人一人に接客出来る様になった。
やはり、人対人があっての商売。
何かしらの暖かさを求めたり、疑問を解決したり、
これこそ、商売の先祖帰りなのかなと。


最後に高広伯彦氏のお言葉を。


『僕は先端的なところを走ってるように思われますが、それは違います。常に back to basic なだけなんです。』


みんなで商売の基本に戻りましょう。